2017/02/15コラム
不妊について②-2
産前・産後専門の治療院
つじの整骨院です。
前回に引き続き、腸内環境についておつたえします。
腸内環境の良し悪しとは?
腸内環境の良い状態の時は健康的な「発酵」がおこります。
逆に悪い時には病的な腐敗がおこります。
発酵より腐敗が優位になると、妊娠しにくくなるだけではなく、いろんな病気の温床になりかねません。
腸内の常在細菌
腸内環境を左右するのは、腸内細菌の勢力関係で決まります。
発酵を起こすのは善玉菌
腐敗をおこすのは悪玉菌
善玉菌が優位だと腸内環境は良好、悪玉菌優位だと悪化します。
私たちの体内にはほかにも細菌が棲みついています。
感染症を引き起こす最近とは別物で常在細菌とよばれるものです。
常在細菌は皮膚、鼻や口の中、のどの粘膜、腸内、膣内(女性)にいて、外部から細菌が体内に侵入するのを妨げており、私たちが健康を維持するうえで、とても大切な役割を担っています。
自らの菌を育てる
”育菌”「バイオジェニックス」の考え方
バイオジェニックスとは、乳酸菌の死菌や、乳酸菌が発酵し分泌・代謝した産生物質のことです。
腸内細菌のバランスを整えるだけでなく、ダイレクトに生体に働きかけ、免疫活性やコレステロールの低下、便秘改善、老化抑制などに働きます。
プロバイオティクスやプレバイオティクスは、腸内フローラに働きかけますが、バイオジェニックスはダイレクトに腸に働きかける点が大きな違いです。
バイオジェニックスを摂ることで、腸は腸内環境の状況に左右されず、体に良く、安定した有用物質を直接得ることができるのです。
また、バイオジェニックスは、免疫細胞や善玉菌を活性化させ、腸の蠕動運動を促し、善玉菌優位の腸内環境にさせる働きがあります。
理想的な腸内細菌バランス
善玉菌:悪玉菌:日和見菌
2 : 1 : 7
日和見菌は善玉菌にも悪玉菌にも属さない腸内細菌です。
通常は無害な存在ですが、優勢な方の菌の影響を受ける場合があり、免疫力が低下して健康に弊害が生じる場合があります。
このバランスは食事環境が悪いと悪化します。
次回は腸内環境を良好にする食べ方です。
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