2017/03/03コラム
妊娠時の腰痛の原因
谷町六丁目で産前・産後専門の治療院
つじの整骨院です。
今回は腰痛のお話。
リラキシンって何?
リラキシンは妊娠中から産後にたくさん分泌されるホルモンです。
じゃあリラキシンは一体どんな役割があるの?
って疑問に思いますよね。
作用としては
1、分娩時の恥骨靭帯の伸長
2、子宮の収縮阻害
3、子宮頸部の弛緩を促す
って言われても漢字ばっかりでわかりにくいですよね…。
簡単に説明すると頭の大きさが10センチくらいになっている赤ちゃんが産道を通り抜けられるように周りの靭帯を緩める作用があるホルモンです。
つまり分娩には絶対に必要なホルモンです。
このホルモンは特に恥骨に緩めます。

恥骨が緩くなる→骨盤が体を支える力が弱くなる
それによって骨盤を支えるために周囲の筋肉が緊張し、妊娠中は腰痛が起こりやすくなります。
リラキシンの分泌時期
リラキシンには分泌時期が2つあります。
1つは妊娠中(妊娠3ヶ月〜産後2、3日)
もう1つは生理前です。

生理前にリラキシンが分泌されることにより、生理中の経血の排出をスムーズにしてくれます。
生理中に腰が痛くなるのは、妊娠中に腰が痛くなる原因と同じです。
当院ではこれをなんとかできないかと思い、マタニティ整体の勉強を積んできました。
骨盤が緩くなった状態で放置しておくと、筋肉、関節にかかる負担が大きくなり、お腹が大きくなるにつれ姿勢の変化も出てきて腰痛がより酷くなります。
これを母体に負担がかからないようソフトに骨盤を調整し、ママにとっても赤ちゃんにとってもより良い環境を作ることを目的に治療させていただいております。
当院ではマタニティ期のママの痛み、不安、悩みの解消を目指しております。
是非、妊娠時の腰痛やお腹の張り、その他いろんな症状でお悩みの方はご相談ください。
ご予約、ご相談、お問い合わせは
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