2018/05/24日常
産前に出来る骨盤のケア。
産前産後専門の整体を勉強した柔道整復師が教える
マタニティの骨盤ケアをご紹介します。
出産をご経験された女性ならわかると思いますが、
妊婦さんのお悩みって何でしょう?
●腰が痛い…
●恥骨痛で歩くのが辛い…
●肩こりがひどくなってきた…
●足のむくみがきつい…
など、このようなお悩みが多く見られます。
つじの整骨院に来られる妊婦さんでは
腰痛と恥骨痛が一番多いです。
妊娠期にこのような悩みばかりではとても
マタニティライフを楽しむなんて出来ないし、
さらには出産への不安にも繋がってきます。
このような妊婦さんたちの負担を少しでも
減らしたいという想いから
マタニティ整体
をはじめました。
でも、妊婦さんが出歩くのって簡単ではないんですね。
その時の体調だったり、痛すぎて動けなかったり…
そんな妊娠期の悩みでお困りの女性に自宅でも
簡単にできる呼吸から変えていく骨盤ケアをお教えしていきます。
なぜ、妊娠中に腰が痛くなるの?
あなたはなぜだかわかりますか?
妊婦さんは当たり前ですがお腹が大きいですよね。
たまーに腹筋が強くて前方にお腹が出ない人もいますが…。
お腹が大きいとこのような姿勢になってきます。

少し膝を曲げて、腰を軽く反り、お腹を抱えることが多く、
この姿勢を続けているから腰が痛くなってきます。
なぜ腰が反っていると腰痛になりやすいのかというと…
普段、腰は前にも後ろにも可動域があって、
ちょっとバランスを崩したりしても、
その可動域がクッションになって
腰が痛くなることを防いでくれます。
でも、腰が常に反った状態にあると、
後ろの可動域は最初から遊びがない状態になります。
そんな状態で歩いていると、
腰に一歩一歩負担がかかって来るようになります。
この妊婦さん独特の姿勢でいる限り、
腰痛はずーっと出続けてしまいます。
正確にいうと、この姿勢だけが原因ではなく
妊娠期に体から出て来るリラキシンという
筋肉や靭帯を緩めるホルモンがあるのですが、
これは自力ではどうしようもないので今回の
お話からは省かせていただきます。
この姿勢を変えるためにできることが
当院で行なっているマタニティ整体であり、
今からお教えする呼吸になります。
呼吸が変われば姿勢が変わる!
呼吸が変われば姿勢が変わる!
というと大げさに聞こえるかもしれませんが事実です。
妊娠期はお腹が大きくなってくるため、
腹式呼吸がしにくくなり、
胸式呼吸になりがちになります。
胸式呼吸になると何がよくないかと言いますと、
胸式の場合は肋骨の外旋という動きが強く出ます。
肋骨の外旋とは…

上記のような状態のことを言います。

これを見ていただくとわかりやすいと思いますが、
肋骨が内旋しているときはいい姿勢ですよね。
逆に肋骨が外旋しているときは腰から反ったような
状態になってしまいます。
この呼吸を変えて上げることで、
腰の反りが軽減し、腰痛の原因が減ってくれます。
どうすればいいのかというと、
上向きに膝を曲げて寝た状態で、鼻から吸って、口から吐く。
これを繰り返し行なっていきます。
少し慣れてくると、息を吐くときに肋骨が下がるように
意識しながら呼吸します。
それでも腰の下に手のひらがスカスカで入る状態ならば、
息を吐くときに床に腰がつくようなイメージでやりましょう。
このときに気をつけていただきたいのが、
吐くときに力を入れすぎないこと!
特に妊婦さんは
過剰な圧力がお腹にかかると破水することもあるので、
リラックスしてやっていきましょう。
この呼吸をするだけで、骨盤からの反りが
軽減されて腰痛の予防になります。
いかがでしたか?
とても簡単ではないですか?
これなら出来そうと思ってくれた方が多ければ
嬉しく思います。
次回は妊婦さんができる肩こりのケアもご紹介していこうと
思っておりますので、またご覧ください!
つじの整骨院では
妊婦さん、
産後のママ、
妊活をしてる女性に
ためになる情報を提供していければと思っております。
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